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自己PRの作り方と要点

自己PR欄の内容は、求人案件へ応募する情報の中でも必ず確認される部分の一つです。にもかかわらず、文字数が多い枠がよくあるせいか、作成が面倒臭い…と感じる項目でもあります。

新卒・第二新卒・中途入社どのタイミングの方でも使える、エントリーシートやWeb履歴書向けの自己PRの作り方と見落としがちな要点をまとめてみました。

構成(骨組み)を作る

自己PRは、Web履歴書やエントリーシート等、求人募集側の任意のサイズの記入枠に記入することがよくあります。そしてその枠は、文字数が150字~800字等の文字数多め前提、且つ多様な形態になっています。

そのため、自己PRの中に入れ込む必要のある下記の2つの要素を、構成(骨組み)としてまとめておく必要があります。

自己紹介

自己PRの配置は応募書類の最後のあたりに位置する場合がよくあります。そのため、採用担当側(読み手)も読むのに疲れてきたり、読みはじめの情報を忘れ始めたりしている可能性があります。

まず文章の冒頭には必ず名乗りを入れてください。※名乗りは不要と指定のある場合は指定に従ってください。(たまに実在します。)『ご自身の氏名』の後、『ご自身の紹介』を簡潔に説明した文章を入れてください。

ここで要注意なのですが、簡潔にと言っても自己紹介の場合は内容が多岐に渡ってしまうので、イメージとしては箇条書きに聞こえるくらいにシンプルに、そして可能なら応募する企業や募集職種・業務に寄せた情報をピックアップして作成してください。

<参考例>

  • 初めまして、○○ ○○○(フルネーム)です。
  • (新卒)○○大学/高校○○学部○○科にて、○○を学んで参りました。
  • (中途)前職では ○○職にて、○年間○○の取り扱いをしていました。
  • プライベートでは 趣味の○○活動から○○のスキルを培ってきました。

ちなみに、こんな箇条書きでは物足りない方もいると思います。特に、ダイバーシティを謳ったり、多様な人材を求めていたりする企業に応募する場合は、いろいろな方向の個性をPRする場面が出てくるかもしれません。

ただそれは商談と同様、追々話を展開させていけば良いだけのことなので、今は初動と割り切って、読み手の脳に余計なひっかかりなく入っていくようなシンプルな文章の作成を目指して作ってみてください。

自身のどういう部分が会社に貢献できるか

志望動機と重複しますが、自身の何が応募先に貢献することができるか=自身の持つどういう経歴(今日までに、やってきたこと・学歴・職歴)が、応募する企業の求めている人・求めている仕事内容に貢献(役立つこと)ができるのか、を1文でまとめてください。

また、必ずしも『やってきたこと』と求人募集の内容が一致しない・応募の根拠としてはどう表現しても説得力が弱い場合も多々あります。

『やってきたこと』ではなく『やってみたいと思っていたこと』を述べる場合は、『なぜやってみたいのか』をなるべく具体的に書き添えることで、読み手にひっかかりが少なく受け止めてもらえる可能性が高くなります。(人に物事を説明する時に根拠を肉付けするのと同じ要領です)

校正する

言いたいことを詰め込みすぎていたり、少なすぎていた場合、言葉にすると不自然さが際立ちます。作成した文章は必ず読み返して確認しましょう。

実際に暗記して口頭で言ってみるのがお薦めです。何度か声に乗せてみて、台詞がおかしいと思ったら修正をしていきます。

まず文章の量は適切か

記入枠に応じた適切な文章量になっているか、確認しましょう。仮に800字の記入枠に、2行の文章のみではシンプル過ぎて『応募の熱意を感じない』と見なされる場合もあります。反対に、最大数の800字まで文章で埋めるのも読み手には相当負担です。場合によっては『簡潔にまとめる能力』を判断基準に持つ採用担当もよくいます。

ちょうどいい文章量は、企業側の求めに寄ります。そしてその求めは、企業の提示する自己PRを書く枠のサイズ(指定の文字数)に現れています。シンプルと熱意の狭間として、おおよそ記入枠の5~7割を埋めるイメージで内容を構成できているか、確認してみてください。

主語は足りているか

『私は、○○という理由で、貴社に応募します。』が、率直に伝わる文章になっているかを確認してみてください。言葉が多くて文が長過ぎたり、1文なのに注釈があったり、ストレートな表現になっていないようであれば修正をしていきます。

何か変だけれども、どこがおかしいかわからないという場合は、まず『私は』『○○が』などの主語を疑ってみてください。主語を足すだけで、強い意志や決意を強調したり、文章の雰囲気を堅めに調整することができます。

文章の客観性は足りているか

読み手(=採用担当)側としては、『ちゃんとしている人』の印象に大きく影響しますので注意してください。こちらは声に出さずに黙読してみて、文章に不自然がないか確認してみてください。

説明している根拠や理由に明らかにツッコミどころがあるような内容を書いていないか、話し言葉で文章を書いていないか、一般的な国語の知識や社会常識とされる記載ルールにミスはないか、がポイントです。

<チェック項目例>

  • 話し言葉『御社(おんしゃ)』・記載する際は『貴社(きしゃ)』
  • ら抜き言葉の訂正 
  • 話し言葉の修正『うちの』→『我が家の』、『お母さんが』→『母が』

ただし、履歴書の客観性については、業務で求人書類を見る機会でもない限り、なかなか意識することが少ないと思います。そもそもご自身では客観性があると思って文章を作成している筈なので、自分以外に確認して貰わないと気が付かない場合もよくあり、あまりに不安に感じた場合は、家族への相談やWebの添削サービス等を利用してチェックしてみましょう。

まとめ

自己PRの作り方として、必要な要素を整理・解説してみました。

志望動機とはまた異なり、自己PRの文章は、相手が納得してくれる一般的に筋の通った内容にまとめておくだけでなく、応募の意欲や熱意を示す文章の長短のバランス調整重要なポイントになってきますので、是非一度実践し、就職活動に活用いただけましたら幸いです。

ご拝読ありがとうございました。